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新求道期間の道 教皇ヨハネ・パウロニ世 |
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“収穫は多いが、働く人は少ない。だから収穫の主に働く人を収穫にお送りくださるように願え。” 昨年7月3日、日曜日の典礼からとられたルカによる福音書の、よく知られたこの一節が、400人の若人とお会いになった時の教皇様の思いと祈りの中心であった。この400人の若人たちは、ポルト・サン・ジョルジョにおいて、先週召し出しのテーマについて3日間の霊的集いを行なった。パパ様が真面目な信頼出来る召し出しの道を励んでいる若人に対して、ご自身父親としての関心と励ましを示そうとお望みになり、感謝の祭儀がバチカンの庭にあるルルドのマリアのグロットの祭壇の前方で荘重に行われた。新求道共同体は今日まで、新求道共同体の道を歩きながら、召し出しを感じ始めた150人の神学生をイタリアの教会に捧げているが、その中の50人がここに出席していた。しかし、昨日パパ様と共に祈った若人のうち、呼びかけに応えようとしている60人以上の者にとって、その霊的な集いは、彼らの応答を明らかにする上で決定的なものとなった。 |
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集いの中央に準備された大きなテーブルを囲んで、30人の司祭がパパ様と共同ミサを捧げた。カルメン・エルナンデスと共に新求道共同体の道の創始者であり、推進者であるキコ・アルグエリョも出席し、この集いの歌を指導した。 |
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1.収穫は多いが働く人は少ない。だから収穫の主に、働く人を収穫にお送り下さるように願え(ルカ10:2)。親愛なる若人たちよ、この見事なルルドのグロットの前で行われる感謝の祭儀の始まりに当たって、この、恐れと希望に満ちたみことばが、私たちの耳に鳴り響きました。 |
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世界の人口は絶え間なく増え続け、人間は多少の差こそあれ、人生に意義を与える生命の基本的価値を発見することを望んでいます。既に福音を聞いているにも拘らず、多くの人たちは、たくさんの間違った偽りの期待に引き込まれて、その福音を忘れる危険にさらされている。この人たちには、イエズスのみことばを再び生かし直すために、手伝ってくれる人が必要です。宣べ伝えられるべき真理は、とても豊かで広大なものですから、その偉大な価値を引き出し、その甘美さを味わうために、常にこれを深めていく必要があるのです。今日の福音によって啓示されたこの幾つかのみことばは、“収穫の主に、働く人を収穫にお送り下さるように”と絶えず祈ることが如何に必要なことであるかを、私たちに十分理解させてくれます。 |